連載コラム

「ーホモサピエンスから、X=サピエンスへの進化か?ー」

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2023.12.01

 寝ていてふと頭に浮かんだ。「X=サピエンス」という言葉。

 私の勝手な空想である。

 チンパンジーの一部から進化生物学として人が出来てゆく。
[人体600万年史]の通り、長い時間がかかるが、いろいろな身体の変化が起こる。

 「猿人」「原人」「ネアンデルタール人」「クロマニヨン人」等
いろいろ出てきて生き残ったのが「ホモサピエンス」という。

 進化の発祥地はいつもアフリカという。
今私達を含むホモサピエンスは60万年とも45万年前ともいわれるが
アフリカのエチオピアが発祥という。

5万年前にアフリカを出発して
日本には4万年から3万年前に到達しているといわれる。

 今盛んに言われる世界人口80億人以上という増殖を果たしたホモサピエンスは、
ここから次へ分岐しようとしているのでないか?

 過去の歴史から言って理由は分からないが、
生き残るコツを知って居る一部の人々は、それなりの智慧で増殖しようとする。

 一時ネアンデルタール人とホモサピエンスは同じ時代を共有していた。
結局ネアンデルタール人は絶滅したが、
その一部の遺伝子は今ホモサピエンスにも残っているという。

 それと同じように80億人以上もいるホモサピエンスの一部から、
特に知能がすぐれ精神も特殊な生命力が強く、
普通のホモサピエンスでは考えも出来ない方法で
新しい「X=サピエンス」が生まれつつあるのでないか?

 地球がどんなにナノプラスチックでおおわれ、
放射能汚染されようが化学物質でやられようが
それすら何ともなく生き延びるすごい生命体だ。

 海や空気が普通のホモサピエンスだったら耐えられない状態でも
X=サピエンスは何ともない。
そうした強い生き物が生まれつつあるのだと考える。

 もし私の空想が当たるなら私たちはもう何もしなくてよい。
せいぜい苦しくない間は普通に穏やかに生活すればよいし、
病気で具合悪くなっても「日本の伝統統合医療」
つまり日本にある何でも手当てや治療で病気とお付き合いすればよい。

 生涯独身を通すという人達の多さ、自死してしまう人の多さ。
それで自然に各社会の人口は減ってゆく。

 X=サピエンスとしては自然淘汰なので、罪の意識を持つ必要はない。
今そんな時代でないか?

 私は「人類滅亡」というからに、地球がどうなるか心配だったが、
もしも次世代として、頭脳明晰なX=サピエンスが出てきて
地球上に広がるとしたらこれも自然現象だ。
成るように任せる以外ないと思える。