TORJA「漢方内科医の手当て」

TORJA「漢方内科医の手当て」

『TORJA』2026年6月号掲載「漢方内科医の手当て」~健康な皮膚が欲しい。その③~

「皮膚科学」も総復習すると、あらためて人類はいつも病気という状態から抜け出そうと戦い続けていることがわかります。その一つの例として「爪水虫」について考えたいと思います。 昔は「爪水虫は治せない。治療薬が出来ればノーベル賞モノだ」と言われましたが、今はそうではありません。私が開業し...
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『TORJA』2026年5月号掲載「漢方内科医の手当て」~健康な皮膚が欲しい。その②~

人体は自然の一部で、他の植物や動物と同様、常に変化してゆきます。取り入れる栄養やその時の自然環境に合わせて、身体をその周りの環境に適応しようとするのです。何か不都合な病状が出たら、必ずその原因もあるはずです。 私がつい考えてしまうのは「この治療法は根本解決してくれるのか?」「一時...
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『TORJA』2026年4月号掲載「漢方内科医の手当て」~健康な皮膚が欲しい。その①~

昔から「皮膚は内臓の鏡」と言われます。日本にある手当てや治療方法をなんでも探し研究しようとする者にとって、顔相学や手相学、皮膚を診るなどの望診はとても大切な診断方法の一つです。しかし表面の病状を消したら終わりとはなりません。 まずちくわの形を想像してください。外側表面(皮膚)と内...
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『TORJA』2026年3月号掲載「漢方内科医の手当て」~窒息の恐ろしさ…経験する必要はない。~

日本で一昨年2月、子どもが学校給食で出たウズラの卵を喉に詰まらせ窒息死するという事故がありました。昔から窒息は恐れられ注意されています。たとえば有名な華岡青洲先生は本の中で「お客さんにお餅を差し上げる時、大根おろしを一緒に添えないのは大変失礼である」と書いています。 ところで私は...
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『TORJA』2026年2月号掲載「漢方内科医の手当て」~お酒を飲む方へ その②~

先回酒に飲まれる人々の手当ての仕方を書きました。最近女性も男性に負けないくらいに社会的活動をする人も多いですが、仕事はきつく、性別関係なくストレスを抱える人々も増えているのが現実です。 酒飲み会にかこつけて飲まされ、事件に巻き込まれてゆく人々にも出会ってきた私の経験から言いますと...
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『TORJA』2026年1月号掲載「漢方内科医の手当て」~お酒を飲む方へ その①~

新春のお慶びを申し上げます。お正月と言えば「お屠蘇」と連想する人は、お酒が飲める人だと思います。お屠蘇は昔から一年の始まりの厄除けとして飲まれていたようです。その「屠蘇散」を構成している生薬は時代によっては少し変化しているとも言われますが、私は漢方薬メーカーさんからその屠蘇散を手...
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「『TORJA』2025年12月号掲載「漢方内科医の手当て」~生姜の効能 その③~」

私は自分のために、5歳の時から「人体」について自分なりに研究を続けています。それでもいまだに分からないことがたくさんあります。 少し分かったことは、人は「生命あるものを食べて生きている」ということです。ですので生命のない超加工食品などは「食べ物モドキ」です。植物は生命の始まりで、...
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「『TORJA』2025年11月号掲載「漢方内科医の手当て」~生姜の効能 その②~」

生姜の粉末を自分で作る人々がいます。話によりますと「市販されている生姜湯の粉末は甘すぎる」と言います。最近、食養生学を研究している人々は「甘い物」「油脂」「小麦製品」について神経をとがらせています。なぜならこの十数年人々の健康状態が芳しくなく、大きな病気で本人も家族も不安になって...
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「『TORJA』2025年10月号掲載「漢方内科医の手当て」~生姜の効能 その①~」

生姜はいつも身の回りにあって、人によっては自分で育てているでしょう。私が日本にいた時は、生姜もミョウガも好きでしたので庭の片隅に植えていました。生姜は漢方薬でも大切な生薬ですが、民間療法、自然療法の中でもなくてはならない大切な植物です。 生姜と言えば風邪気味の時によく使われます。...
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「『TORJA』2025年9月号掲載「漢方内科医の手当て」~高血圧症にならない生活の仕方 その②~」

先月号で書きましたように、血圧はその時々で自己調節して人の身体をうまく生かしている大切な機能です。自然の生きる力と言えるでしょう。人の身体は同じではありませんので、血圧の幅もまちまちです。ただし高血圧であろうと低血圧であろうと、極端になりますとその人の身体自体がうまく機能しなくな...