■最新の連載コラム

「-一人ずつが「一粒の種」になる努力で人類自滅を免れるかも知れないと思う。-」
2025.02.01 若い頃「一粒の麦」という言葉を知った。たしか宗教関係の人の書物の中だ。私は今までに一度も人が作る「宗教団体」に加入したことがない。宗教的な考え方は面白いと思ったし、随分種々の書籍も読んだ。 母が熱心な自称観音経信者で、私によくお話ししてくれていた。 「神...
2025年02月01日

「-「科学には国境がないが、科学者には祖国がある」という言葉。-」
2025.01.15 「アンタを見るとむかつく。ウザイのだ!」と日本で言われたことがある。それで私はモノを言わない努力をしてきた。 でもどうしても気になることは気になるので、頭の中でぐるぐる考えて数十年になるが、この年になって頭から出してしまった方が健康上良いだろうと思う。 ...
2025年01月15日

「-上手にバトンタッチができるように!-」
「謹賀新年、2025年」 無事新年が迎えられるか?引継ぎはきちんとできるか?内心ひやひやする意気地なしの私だが、有り難いことにこれも何とかなりそうだ。 「今年は経済問題で大きく変化するだろうなあ」と勝手に想像する。 2018年暮れ近く、私は「ああ第3次世界大戦がはじまった!ウ...
2025年01月06日

「-日本を学ぼう!日本は世界の鏑矢である。-」
2024.12.16 私は日本の古典が好きな方だが、成績は良いとは言えなかった。特に『平家物語』の哀しい感情が私にはたまらないエネルギーを与えてくれていた。 「しぶとい」、「さっさと消えろ!」とすごまれても、びくとも感じなかったのは、「この世は地獄」と子ども時代から身に染みてい...
2024年12月16日

「-治験データは信用できるのだろうか?-」
2024.12.16 日本で臨床医をしていて、ずーっと理解できずに考え続けていたテーマに「治験」という問題がある。 まず病人達によく質問されたのだ。私は自分の身体で苦しんできた分、病人達には私のように苦しんでほしくない。一人ずつ身体が違うのに、一律に新しく外から異物を注入して...
2024年12月16日
■TORJA「漢方内科医の手当て」

「『TORJA』2025年1月号掲載「漢方内科医の手当て」~自然酢の効能 その①~」
新春のお慶びを申し上げます。今年こそ最良の年になりますようにといつも自分の生命の維持に努力してきました。今回は日本で大昔から知られている医療文化の智慧の一つ、自然酢の効能についてお話ししましょう。 日本の民間療法や自然療法を学習していて面白いと思うのは、同じ病気でも治療法が色々あ...
2025年02月01日

「『TORJA』2024年12月号掲載「漢方内科医の手当て」~いつも全身で一人と考える~」
皆さんは病気のことは「お医者さん」という専門職の人達に任せておけば大丈夫と考えていませんか? さらに医術者の中の専門家はもっと素晴らしい、自分の生命を守ってくれる人たちだと考えていませんか? 本当のことを言いますと一番自分の身体を理解できるのは本人だけです。ただ知識がないので知...
2025年01月06日

「『TORJA』2024年11月号掲載「漢方内科医の手当て」~身体は一部だけ診てもわからない~」
何の病状であっても、病人は全身で一つと考え仕事をするとよいのですが、私達が受けた医学教育は蘭学(今でいう西洋医学)だけなので、診察する医師はややもすれば呼吸器の症状だからとその部分に限って診断を付けようとします。 人の身体は「全身で一人」です。ですので精神面も含めて、頭のてっぺ...
2024年12月02日
■お知らせ

王瑞雲なりすましアカウントに関する注意喚起
2025.02.01 先日、昔の患者さんから「LINEで王先生から連絡が来た」との話があり、思い当たらないので確認したところ、私のなりすましアカウントがあることが分かりました。 私、王瑞雲はLINE、Facebook、インスタグラムなどのSNSは使用しておらず、それらのアプリ...
2025年02月01日

過去ブログの非公開化と今後の運用について
2024.07.05 2024年7月からカナダ・トロントの日本語情報フリーマガジン『TORJA』にて「漢方内科医の手当て」の連載がスタートしました。 そこで2024年8月より、現在の過去ブログの内容を非公開として、『TORJA』掲載分の文章を1か月遅れで掲載することにいたしま...
2024年07月05日

「ー来年からの年賀状の欠礼ー」
2023.12.01 今はカナダを生活の拠点としておりますが、高齢ということもあり、日本への定期的な帰国が難しくなりました。よって、来年から年賀状を欠礼とさせていただきます。 今後はこのブログより、新年のご挨拶や近況報告を行います。はがきによる年賀状の受け取りも難しいため、メール...
2023年12月01日