2024-04-01

連載コラム

「-身の周りのものの毒性問題 その③-」

2024.04.01  私が『復刻版 漢洋医学闘争史――政治闘争篇』を入手したのは理由がある。  昔、矢数道明先生や細野史郎先生が時々講座を開いてくださっていた。時間がある限り出席したが、楽しみは講義が終わった後の先生とのおしゃべりである。4、5人がぱっと先生の傍へ駆け寄り、先生...
連載コラム

「-身の周りのものの毒性問題 その②-」

2024.04.01  先にも言ったように「生命毒」は自然の中にも人工物の中にも存在する。  現生人類は言うまでもなく自然の一部で、地球という宇宙の「ノアの箱舟」に住まわせていただいている寄生生物の一部である。人体や大型獣のような多細胞生物も有れば、人の目では見えない微小生物もい...
連載コラム

「-身の周りのものの毒性問題 その①-」

2024.04.01 「生命史」はじめ「史」につくものに興味を感じてすでに70数年、私は数字に弱く、全て物語として考える。  自宅には理系の本しかない。医学薬学図書室のような中で育った私だ。  学校というのはその図書室の本の種類が多いのがうれしかった。  今日の「毒性問題」は今ま...