連載コラム

「-戦争は、国と国との戦いでないよ!-」

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2024.02.01

 何事についても「しつっこい」と言われるほど考え込む私でも、
「戦争」だけは理解できなかった。

 出来る限りで研究を続けていた。
「戦争とは本当は何だろう?」
そしてこの年で自信をもって言えることが有る。

「戦争とは国と国の戦いでなく、戦争で儲ける人達の一種の商売である」
と分かった。
国というはっきりしない言葉でごまかしているだけだ。

 戦争で稼ぐ金額は凄いようだ。
人は欲張りすぎると、もう訳が分からなくなるらしい。

 頭が良いホモサピエンスはそうして儲ける方法を経験的に習得してきた。
イデオロギーなんて関係ない。

 人は皆同じ本質で、生物としての欲望がある。
「生まれた以上は生きていたいし、苦労したくない、
楽してお金儲けして、可愛い子孫や一族にも分けてあげたい。」
ごくごく普通の誰でも持つ欲望だ。

 人は自分が損するようなことはしない。

 特に頭の良い人々は、素早く計算できるようだ。
だから反対する自国民を許さない。まず自国民の口封じ。

 元々イデオロギーという言葉自体がおかしなものだ。
白色テロ、赤色テロという言葉がある。
表面は違って見えるが、中身は同じだった。

 日本はすべてが良く学べる。

 ほとんどの人はごくごくおめでたいので、
ほどほどで穏やかに生活出来ればそれ以上望んでいないし、
他人が苦しむのも見たくないので、大した悪さはしない。
まして他人を殺そうなんて考えもしない。

 でも追いつめられると変化する。

 社会の様子はそのトップの考えを反映する。
普通の人の立場では、「自分の社会とはどんなものか?」学習し、
それに合わせて生き延びる以外ない。

 政治経済、法律、教育、そして本当の医療知識と食料自給率を見ると、
自分達はどうするとよいかわかるが、基本は選択を間違えない事だ。

 いつも「本当の事は何か?」考えればよい。
他人や他国の批判をするような人に
騙されないようにすればよいだけである。

 もしも他人の悪口を言う人に出会ったら、
「アナタは他人の事を悪く言う資格が有るの?」
と心の中で答えて離れることだ。

 他国の悪宣伝をする人がいれば
「アナタはそれでいくら稼ぐの? 私達の社会はどうなの?」
と心の中で質問すればよい。そして付き合わない事だ。

 人は本来、人を裁くほど偉い生物ではない。

 昔から「社会は賞罰が出来ること自体問題だ」と言われ、
賞罰がなく放っておけば、人は大した悪さをしないと言われていた。

 でも私自身はそんな時代に生まれていないので、
多分人が頭が良くなるほどに社会は悪くなるのかな?
一人一人が考える以外ないと思う。