連載コラム

「ー生物としての生存に危機感を持つー」

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2023.09.26

 2023年の日本の夏の暑さは、ただ事で無かったようだ。哀しい話もこの数年間はうなぎのぼりである。カナダでも信じられなかったが、ケベック州で森林火災が有った。

 摂氏49度5分というのだが想像できない。森林が自然発火する。人類はなすすべがなく燃え尽きるのを待つ以外ないと言うのだ。

 将に地球が燃え尽きてしまいそうだ。樹木が育つにはすごい時間がかかると言うのに。植物たちの環境が明らかに悪化してゆくのは、ずーっと前から警告は出されていた。植物の多様性がなくなるほど,動物や人類の生存も危なくなることだ。

 こうした自然環境だけでなく社会システムの中でも危機が拡大してゆく。

 私の知り合いの99パーセントは日本に住んでいる。

 「天は自ら助くる者を助ける」のだから、「ご自分の生命を真剣に守ってください」と祈るが、日本は本当に逃げ場のない島国だ。大昔からだから逆に素晴らしい文化と伝統的な食養生や医療文化が育ったのかもしれない。

 日本だけでなくアメリカの知人からもお便りが来る。AIが発達して仕事が減った。

 私は返事をどう書こうか?嘘八百。本当の事、皆ごちゃまぜなのは大昔からだと思う。だから母は私に教えてくれたのだ。「学校の成績で一番、二番は小さな人間の世界の話。大切なのは本当の事とは何か?考えることだよ。一生かかるかもしれないけど。。。」

 私の9~10歳の頃の話だ。まず疑う事から学ばないといけない。本物でないと人は生きられないものだ。

 自分に取っての本当の仕事は何か?若い内にみつけられれば、その人は幸せである。各個人が「本物探し」をすることだと思う。