連載コラム

「ー誇大妄想空想は果てしなくー」

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2023.04.24

 「人生とは戦い続けることである」という名言は、古今東西共通認識の様である。

 考えてみればわかる通リ、生命が誕生して以来全て「ギブアンドテイク」という代謝機能の中で生命体は生き残ってきたのだ。今の現生人類であるホモサピエンス自体は共食い現象で今に至っている。

 いよいよ最終段階か?カナダの都会、トロントのスーパーで売られている野菜の見事な大型成長ぶり。明らかに「植物成長ホルモン剤」が使われ、多分遺伝子組み換えもされていると判ってもそれ以外私達は食べる物がない状態だ。

 アメリカの食糧関係のお役人さんが、随分前に「食糧として売られる野菜の種類が少なくなったのは将来にとって不安問題だ」と警告を出していても、社会は無頓着だ。

 人類学者が言うように「ホモサピエンスに知られた周りの生命は動物植物関係なくどんどん絶滅させられていく」そうなのだが、今もその過程にある。

 今の時点で「地上は実験場」であり「ほとんどの地球人は人体実験されている」というニュースがある。今や国境はない。昔ナチ・ヒットラーがわざわざ強制収容所を作ったが、今はそんな面倒はいらないし地球全体が収容所になってしまっている。

 人の品種改良で「ものを考えぬ人」を作る政策はとっくに成功している。実によく計算しつくされている。今の人は金や地位、肩書に弱く、平気で国民の生命を売る神経の持ち主たちを選んでしまう国民である。因果応報である。

 医療のほんの一部しか知らない私であるが、日本にいた時から気になっていたことがある。「希少難病の出現」である。私は医学に関しては全くの素人に近い。けれども相談に来られる人々から、学ばせていただくことが出来た。

 引退した現在でも新しい病気で苦しむ人々が増えていて、その存在を知る。生活環境の変化だけではない。世代を超えて遺伝子も少しずつ変化しているのでないか?

 まとめて「ミトコンドリア病」の広がりかも知れないと想像してしまう。生物学で学習したかもしれないが「ミトコンドリア」は生命の始まりに近い、小さな単細胞だったのが長い長い時間をかけて大型細胞の中に取り込まれそれから生物界は大きく発展したと言うのだ。

 ミトコンドリアの働きがおかしくなってきたと言うなら、人類自体もじわじわと問題を起こしている。仮に80億人以上いる人類の中で一人や二人悪魔的な人が出たところで不思議でないと想像することは誰でも簡単である。

 人体の仕組みと人間社会の仕組みはそっくりなのだ。私達一人一人が一つの細胞と考えればよく分かる。社会で仕事分担しているだけだ。

 どうしたらこの人類を自滅させずに済むか?黙々と24時間働き続ける自分の身体の細胞たちに感謝。そして自分の生き方を考えるだけである。

 こんな簡単な問題を私はこの年齢で解いて、自己満足して楽しんでいるのだ。

 皆さんもできるでしょう?試してみて欲しい。何にしても最後は「あー、面白かった!有難う!」とサヨナラしたい私である。