2022.12.13 No.2
気が滅入るようなニュースは、いつの時代もどこでも同じだった。でもアマノジャクの私はいつも感じてしまうのだ。「今がチャンスだ!」と思うので、しょげ返ることより、「どう切り抜けるとよいか?」と頭の中はフル回転で、いやな状況を切り抜ける方法を考える。
難しくないのだ。まず自分が生きていないと、動きが取れない。だから水分を取り、疲れたら時間に関係なく横になる。腎臓の働きは薬云々というより横になるという、体位が大切、私の腎機能は随分低下している。そして食べ物をどうするか?体は食べ物で出来ている。出来る限り自分で料理をする。もっとも私はもう引退の身だから、こんな呑気なことが出来る。
私は若い時から通勤が苦手、組織の中で仕事ができない性格だし、通勤そのものが苦痛以外のなにものでもない。
だから外出も苦手だ。でも狭い地理的条件でも空は見える。空の光の様子で「日本の季節が変わってしまった!」と感じ始めてもう40年。でも一つだけ変わらないことがあった。夜の後には朝が来た。重苦しい雨雲やどんよりした、息苦しそうな曇り空の後に雲一つない青空を見る。日はまた昇り、私に生きている慶びを知らせてくれるのだ。
「希望を持とう!きっと天はすべてを見てくださり、善良な人々や子ども達、若者たちに生きる道しるべを示してくれる!」人は自然の一部で時が来れば逝くべき所へ逝くけど、別に特別なことでない。「今こうして生きている」これ以上幸せなことはないと感じるのだ。