連載コラム

「-日本の文化、特に医療文化は、敵を作らない!-」

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2025.07.15

 世界の情報を手に入れるのに今、私は何もしていない。
閉院した2021年3月以後、新聞配達は全部断った。

 国立市の東診療所の不動産処分だけが残った。
全ての片付けに時間はかかるがなんとか順調である。
自分の人生と仕事の総復習、総括、終活である。

 きれいに片付け次世代に迷惑かけないで済むか?
「もっと早く10年前に始めるとよかったのに!」と
次世代から言われても、実行できなかった、
能力不足の私だった。

 最近は肉体的に能力が低下してまたまた、
ずうずうしく「やるだけやって、後は天にお任せ!」
と言い訳して逃げてしまう。

 自分の希望どおりに行かないのを
他人のせいにしても、自分が苦しむだけだ。
「諦めが大切だよ」と自分に言い聞かせる。

 でも有り難いことに、定期的に情報を選択して
送ってくれる人々がいる。
海外にいると外から日本が見えるので良い学習になる。

 最近気が付いたのだが
「やはり日本は素晴らしい!」という事だ。
特に「医療文化は世界一」だ。
それを証明しようと努力してきた私である。

 何が素晴らしいかというと、3~4万年前に
この日本の大地に人類が上陸して
幸運にもかつての植民地帝国主義時代でも、
遠方だったので間接支配になったことにより
皆殺しにされず、文化として残ったのだ。

 よくよく考えると、日本の医療文化は敵を作らない。
病気の原因は自分にあると考えて、食べ物、生活パターンなどの
自己内省から始まり、全身の調整をする。
ウイルスとかいるのかなども考えず、
その環境に適応することを考えていた。
動物達に近い感覚なのだろう。

 自然療法、民間療法、本当にいろいろな手当て方法がある。
さらに東洋医学、漢方医学がある。
鍼灸、マッサージ、これもいろいろ流派もあって、
本当に多種多様である。
もちろん今は世界の最新医術だってある。

「世界のことは日本に集まる」。
日本はまさにブラックホールのようである。

 私は経験主義者で、実利的な人であるし、利己主義者だ。
子どもの時から「生と死」のはざまで生きてきたので、
皆さんには「寿命尽きるまでぴんぴんひらりで
生きてくださいよ」とお願いしている。
「生きていなければ意味ない!」と経験上言い続けている。

 西洋医学は病気の原因を外に見つけようとする。
結果ウイルスや細菌、その他も小型の生物が敵に仕立てられ、
消毒薬、殺菌剤はじめ多くの医薬品が開発製造されてきた。

 いわゆる「生命毒」である。
うがい薬一つ、知るほどに怖くって、
私はお茶と塩で済ませてしまう。

 化学薬品は「化学兵器の成れの果て」で
粘膜皮膚から吸収されたら、体内60兆個の細胞は
どれくらい影響されるか?
すぐには反応は出ないから恐ろしい。

 ただでさえ地球上は自然毒一杯だったのだ。
錬金術が発達して自然科学の化学部門が発達して、
今は10万近い有害物質が作り出されて、
まだその毒は解毒もされずに放置されているという。
それだけでなくその複合したものの危険性は
誰も研究もしていない。

 日本の医療文化の基本は江戸中期頃までの
食養生に始まり、おばあちゃんの知恵として
伝えられてきた。赤ん坊は生まれた時から、
そうした老人がいる家庭で育てられていた。

 先の大戦後一気に伝承が出来なくなったのは
家族形態が小型化し今では家庭内が家族でなく、
同居人になってしまった。

 若い人は本物の人よりもロボット化されたネットの仲間で繋がり、
どんどん生きる実力が落ちてしまう。
そして医療産業へ組み込まれてゆく。

 有り難いことに鍼灸マッサージは医術として、
材料はほとんど不要だ。敵を作ろうなんて考えていない。

 もちろん鍼と言えども使い方では人を傷つけ、殺人もしうる。
それでも西洋医学のように一気に大量殺りくに利用されない。
日本の医療文化は元々「人を生かす」学問なのだ。

 ところでいわゆる病人が減ったら、
その医療関係企業で働く人々はどうするとよいのだろうか?
手っ取り早く言うと医療関係者や製薬会社、
医療機器会社、検査会社はどうするとよいのだろうか?

 まず医療関係者は、医科大学で教えてもらってない
日本の医療文化の基本医療知識
(江戸時代までの素晴らしい伝承伝統医学、医療学)を学び、
病人達を啓蒙し指導してゆくとよい。

 私は沢山の医師達を診察してきたが、彼らは
自分を生かし守る学習はしていなく早死にしていた。
医師自身が自分を生かし家族を守ることは大切である。
そして医療保険は使わないで良い。

 では製薬会社や医療機器メーカー、
検査会社はどうするとよいのか?
今の時代製薬会社は非難されるが、彼らとて
生きていないと意味がない。
作る医薬品が売れないと大変である。

 そこで私が提案しているのは、人に無害な医薬品は残しても
明らかに副作用、副反応を起こす医薬品類の開発、製造を辞め、
逆に世の中に存在する沢山の毒の
「中和、解毒、無害化の薬品つくり」の
研究、製造、実行をすることだ。

 方向転換するには時間がかかるが、長い目で見れば、
その方が会社は存続する。
公的支援だって必要かもしれない。

 人は元々性悪(陰)なので、生まれた以上は
正しい教育(陽)で中和する以外ない。
そうするとほとんどの一般人のように「中庸」な人が出来る。

 世界中の数少ない有力者達に始まり
経済的にも身体的にもどん底を強いられる人々まで、
全てこの世に存在する。
人の世は初めから不公平、不平等、不自由なものだ。

 でも努力次第で少しでも生きようとするのが
「自然体の人」でないか?
生まれた時どの立ち位置かというのは
赤ん坊には全く分からない運命的なものだ。

 私は皆さんには「幸運にも少し考えるような能力があったら、
まず自分が生きる方法を考えなさいね。」とお伝えしてきた。

 人と争わず、「戦わずして勝つ方法」。
それは自分で「本物は何か?」研究続けることである。

 そして医療に関しては「鍼一本持つ」資格を取ることだ。
副業とする人もいれば、仕事は別として個人的にと
考えている人もいるし、もともと人助けが好きで
家族や周りの人を助けている人もいる。
それでよいのだと思う。つまり人は個性的である。

 でも日本の医療文化は人を生かす文化であるには変わらない。