連載コラム

「-「消費者は、自分と家族に対して加害者である」という言葉。-」

この記事は約2分で読めます。

2024.01.01

 もう、随分昔の事であるが
「消費者は自分と家族に対して加害者である」と聞いた。

 北海道で安部司先生の講演会だ。食べ物を他人に任せっきりで、
売られているモノについて何も考えず平気で食べる。

 自分の健康や家族の健康が悪く成っても、責任はその物を買う消費者だ。

「医食住教法」の生き残りの要素条件から言って当然なのだが、
安倍司先生はお話が上手で、つい夢中に聞いてしまう。

 このところ私は知らなかった言葉に沢山出会う。

 身近でいえば「超加工食品」は半年前に知ったばかりで、
今回は「違反食品」、そして「協生農法」という言葉だ

「食品と暮らしの安全基金」の小若順一・国光美佳著作を読んだ。
ひどいものだ。どうして法的にこんな製品が売られるのだろうか?
と考えたらさもありなん。古今東西、お上は下々の事まで考える暇もない。
協生農法は面白い!

 人はいつも自分の生き残り方法を考える必要がある。私は母から
「医学を修め医師ライセンスを持たないことは、本当に生きていたい子どもでない」
という教育を受けていた。

 しかしそのあと研究して学習して多くの病人を見てきて
母の教えの間違いに気が付いたのだ。

 世の中は種々の仕事が有ってそれぞれ仕事分担をしている。
医師以外の仕事も大切なのだ。医師にならなくても生きてゆける。

 学習して日本の安全な伝統食について知り、
いざの時の治療手当を知っていれば医療者という他人に頼らずに済む。

 医療者と病人の身体は繋がっていないのだ。

 自分と家族を考え守っていけるのは自分しかないと知ることだ。