連載コラム

「ーー日本を学習しよう!ーー」

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2023.09.03

 世界中の人々が日本語を学び、日本の文化、特に医療文化を学習すると少しは楽に生きて行けるのでないかと思う。

 4~3万年前からこの大地に世界中の人々が出たり入ったり、その歴史経験から、今の最先端の医療知識まで沢山の知見と知恵が全て蓄積されている。

 日本にいる人々の自然や周りの雰囲気に合わせる我慢強さと、根気の良さ、諦めないしぶとさは多様性とともに他の社会に類を見ない。病人にとっては有難い学びの社会だと私は考えている。

 医療の理想は、「身近で安くて将来に渡り良い結果」と私は考えるが、日本の医療文化はそれを目指している世界一の誇れる宝だ。世界中の知識と知恵が集まり、長い時間をかけて発酵させ、完熟させた医療文化だ。

 その素晴らしさを、世界中の人々にお知らせしたい。

最近の治験

―――「爪水虫から皮膚への拡大」

■2023年6月、女性、写真足左右、手当の始まり。

 自分で身の周りの物を使って手当てを始める。2週間だけそのための漢方薬服用、後は体調に合わせた処方に代わる。

■2023年6月25日相談の始まり

 1ヶ月前ぐらいから、水虫の手当てを、びわの葉でしていました。指先は、きれいになりました。

 今日は、足のこうに水泡が広がり、つぶれて汁が出ています。どんな手当てをしたらよいか、教えていただけたら、ありがたいです。

■2023年6月25日

■2日目です。汁の量は少し減ったかに感じます。水泡はぼこぼこ状態です。

■2023年6月28日
■皮膚、少しはがれてしまいました。汁は、だいぶ減りました。

■2023年6月30日
■痛みがかなりひいてきました。足の表面がパリパリしています。漢方薬は、27日の夕方から飲み始めました。

■2023年7月5日

■2023年7月8日

■2023年7月11日
こんなにきれいになりました。

■2023年8月3日

 日本には、水虫ひとつにもたくさんの治療法があります。その一つを併用しただけです。

 今迄、沢山の患者さんを治療してきて、日本の伝統統合医療の凄さを知った私です。最先端の治療も必要ですが利用できるのは利用すると良いです。

 中間お写真もすごいでしょう?患者さんは自分で治療して自分で記録しています。日本中の人がそれをすれば医療費はうんと少なくなります。病人も苦しくないです。