連載コラム

「ー「ホモサピエンスの限界は?」その③ー」

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2023.03.13

 子ども時代に「天地人」の考え方を教えてもらって以来、私は迷いが少なくなったと思う。「天はいつも見守ってくれている!」と信じるのです。本当に信仰にはお金は一円もかかりません。

 「人は本人が考えるほど、えらくもない」とのこと。昔から「実のなる稲は、頭を垂れる」と言われるのです。

 「人が作るのはしょせん小さい人の世界だよ」という訳で、学校で一番二番は気にしなくて良いのです。そう教えられ私の人生は楽しくなった気がします。

 その日一日できる事を精一杯するだけで良いのです。「天地人」の教えの中に「いつの時代もどこででも逆さピラミッドを作ったらひっくり返るよ」という話が有りました。

 戦前中国の4大家族が全国民の大部分の富を取ってしまい、一般の国民は乞食のような生活をしていました。そうなると社会はひっくり返るという話でした。昭和25年頃の話でした。

 私は怖がりですからいつも社会が壊れないようにと祈るのですが、分かったことは一人一人が努力して「自分で生きよう!」としないとだめだということでした。一人ずつが自分の頭を使う以外ないのです。