連載コラム

連載コラム

「-「高血圧」考 ~人の生活現場を離れての研究は本当の医療活動に役立つか?-」

2024.09.04 昔あるウイルス学者さんが書いた本を読んだ。その言葉が今頃思い出されて、気になっている。 この数年世界中で起こった新コロナ騒動だが、日本以外はとっくに通過した問題が、集中的に日本では泥沼になっている。 私は医療とは苦しむ病人を何の手段であれ、少しでも楽にするこ...
連載コラム

「-ウイルスはどこまで生物界で敵なのだろうか?ウイルスが理由で離婚した夫婦の話。-」

2024.08.19 私にとっては未だに「人というもの」「人の世というもの」は分からないことが多すぎる。今回書く私の経験も未だに不思議で納得できていない私だ。 夫は白人で、ヨーロッパから日本へ来て事業を立ち上げていたやり手だ。妻は日本人の素晴らしい女性。私はその夫婦の娘を幼いうち...
連載コラム

「-病人の増やし方。無知にしておけば簡単。-」

2024.08.19 まだまだ片づけ終わるまではサヨナラしたくないと私は欲張っている。 身辺整理をしていると新聞の切り抜きがたくさん出てきた。母も長姉も連れ合いも習慣的に残し続けていたのだ。 日本経済新聞。いつの日付けだろう? 「健康」欄で「加齢臭」。「生活習慣を見直す。過度の酒...
連載コラム

「-「税金は貧乏人が払うもの」という人々。-」

2024.08.01 歴史は繰り返すと言われるけど、本当に人がすることは面白くって仕方がない。 オペラ歌手だった田谷力蔵という人が「人生は舞台で演劇をしているのと同じです」という言葉を残したと聞いたことがある。 私は8歳の時、病床で「人とは何だろう? 人の世とはどんなものだろう?...
連載コラム

「-好きな言葉の一つを思い出す。-」

2024.08.01 昔の話。西暦2世紀中ごろ、中国に医聖と言われた張仲景(チョウ チュウケイ)という人がいた。張仲景と言えば、東洋医学、漢方医学を学習する人で知らない人はいない。 張仲景の言葉といわれる中に私の好きな言葉がある。「医術は帝(みかど)の病を癒せるが、国の乱れを治す...
連載コラム

「-「本当の医療」の学習に高等数学は必要なのだろうか?-」

2024.07.16 昔の事だが、フイールズ賞を受賞された広中平祐先生が言っていたことを思い出す。「日本の学校教育で一律に高等数学を教えるが、それは日常生活には何の関係もない。もっと生きる上で大切なことを教える方が、子ども達の学習意欲を引き出すのでないか?」それから私は先生の自伝...
連載コラム

「-「日本には希望がありますか?」と質問されて。-」

2024.07.16 最近の日本は少し問題がありそうだ。人々は少し不安げで少しうつ状態で、諦めムードでもある。 嘘か本当か知らないがメディアはほとんど一つになったそうである。 昔から歴史は繰り返すというから、別に驚きもしないが犠牲者が出るのは、いつもどこでも哀しいものだ。 そして...
連載コラム

「-医療は芸術であると言っていた漢方の師。今私は「疫学」は、社会政治学の分野でないかと考えている。-」

2024.07.01 60年近く前、私の漢方の師は言った。「医療は一種の芸術ですよ。モデル1人を5人の画家が描いても、同じ作品にはなりません。医師達が同じ病人を診察しても同じように理解しているとは限らないです。人間関係には見えないものがあるのです」と教えてくれた。 パターン化して...
連載コラム

「-「食毒」と「奇跡のリンゴ」-」

2024.07.01 書籍類の整理で木村秋則著『奇跡のリンゴ』が出てきた。懐かしい限りだ。出版されてすぐ購入した本である。 その頃は私は確かもう富士見台医院を離れて東診療所だけになっていた。「ネオニコチノイド」という農薬について学習中で岩澤信夫氏の講演会にも行って「不耕起米」につ...
連載コラム

「-時代の有力者が考える自分の国と自然の「本当の国」との違い。その②-」

2024.06.18「国の歴史」とは、人類の中で有力者達が作る、何千年からの事をいうのだろうか?地球の自然の大地を含めての本当の歴史は、この地域の全ての歴史と考えてよいのでないか? いろいろ学習していると、人類の子孫には本当の事を伝えたほうが良いと思える。 本来地球には国境なんて...