2026.04.15
歴史は80年ごとに繰り返されると言われているが、
それはなぜかというと人の平均寿命がそれくらいで、
本当の戦争を知らない人が多くなるからだと言われてきた。
歴史教育は本当は大切なものである。
ただ、当たり前だが古今東西歴史は
その時代の政権に都合良い事しか教えられることはない。
政権は銃と財力で成り立っている。
だから世界のトップ同士は皆仲良しである。
下々に喧嘩させるように、
戦争屋という職業さえあるということを知らないと損だ。
戦争するのは、地球上の空間をより多く取りたいだけの事で
頭良いと言われる人々はそうして財を成してきたし、
法律だって好き勝手に自分の都合良いようにできる。
私は実際に生きたまま焼き殺されてゆく人々の様子を見て、
ずーっと考え続けている。
殺し方にもいろいろあるけど、
一番残酷残忍なのはじわじわ殺すことでないのかなあ?
そして兵器開発の歴史を調べた。すごいものだ!
自然科学の発達は確かにすごい。
おかげで人はずいぶん助かったと思う。
第一私は随分飛行機にお世話になったし、
暑さ寒さにも十分耐えられるような生活をしている。
他にも沢山の書籍が手に入るし、
インターネットというシステムのお陰で、
カナダにいてもいろんな地域の友達や同僚、
おしゃべり仲間とすぐ連絡が取り合える。
ただ現実は家族がバラバラに
違った国という区切られた地域にいると、
いざの時、とっさに助け合えないだろうと想像する。
まして自由業でない勤務者であれば。。。
ともあれ今世界はまた火を見る戦いが
どこかで起こされようとしているというニュース。
国民レベルはその政権のレベルとも言われてきたが、
戦争になれば自分は損するか得するか、考えたほうが良い。
私は診療の中で学習してきたことがある。
私と同じ年齢の人で、広島の近くに生まれ育ち、
恵まれて会社の社長さんと結婚した女性がいた。
それからしばらくしてバブルがはじけて
会社はなくなってしまった。
日常生活は少しも困っていなかったが、
自死希望で3年以上精神科の薬を飲み続けていた。
それでも「死にたい!」という気持ちが抑えられず、
夫とともに飛行機で私の富士見台医院まで月1回通院してきたのだ。
私は結局、その方へ薬の処方などはしなかった。
おしゃべりで十分に治ってしまったのだ。
そのおしゃべりの中で私は
「広島の原爆、すごかったでしょう?」
と聞いたら、
「聞いたことあるけど、何かは知らない」
と言ったのだ。
自分が経験していないと人は他人事で終わる。
もう一人、私と同じ年齢の人で相談に来た人がいたが、
その人は戦時中でも困ったことは全くなかったという。
「お米や砂糖は定期的のが届くし」と
来るたびに嬉しそうに話していた。
父親が政権に近い立場だったそうだ。
つまり、じわじわ焼き殺される人々もいれば、
戦地で生命を落とす多くの兵隊さん達もいる。
逆に戦争で少しも困らないし、
儲かったという人々もいるのだ。
歴史を学ぶ大切さは、本当のことを知るためなのだ。
過去があって初めて今がある。
今もし火を見る戦いが身近で起こったら、
自分や家族はどっちの立場になるのだろうか?

