連載コラム

「-ヤフー・ジャパンSDGs『日本の本来の姿』-」

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2025.10.01

 パソコンのメールに時々ヤフージャパンから
いろいろ情報が届くが、ほとんど私には関係がない。

 SDGsの面白いニュースがある。
2023年12月21日の情報は考えさせられる。
「今は多国籍の人々がいないと成り立たない日本の飲食店。
東京吉祥寺駅のハモニカ横丁」とか
「石巻市の水産業者の後継者育て」「30年前に来日した
ミャンマー人のサッカーの父といわれる人」の話とか、
少子高齢化の進む中で日本の社会の変化を報告してくれる。

 歴史は繰り返されるのだ。ハモニカ横丁の話は昔の
神戸の街のように思えるし、神戸でずーっと育った人の
話によれば、まさに多国籍社会だったという。

 アメリカで会った人々の中に神戸出身が結構多い。
人々の出入りが激しく海外へ出るというのも
別に特別とは思わないという。

 私自身の感じでは新宿西口のホルモン焼き屋や、
一杯飲み屋の様子がハモニカ横丁に似ていた気がする。

 1957、8年ごろから私は時々知り合いのおじさんの
もつ焼き屋でアルバイトをしていた。
その後は整備され、面影はないそうだ。

 日本は元々多民族国家でなかったか?
古墳史でも祇園祭の鉾でも海外の面影が残る。

 学校では数千年前の歴史から、神話と現実がごちゃ混ぜにされて
今に続くが、人類史、医療史、政治史、文化史等あらゆる面から
学習すると日本はすごい歴史があると分かるのだ。

 海岸線が長く北から南まで細長い地形なので、
明治初期に「帰化制度」が整備されるまでの間、
結構日本へ上陸したホモサピエンスは、
いろんな状態で住みついて根付いていった。

 日本の人々の身体を観察し続けて、いま納得できたのだ。
それこそ世界中の人々の血が混ざり、
こんな素晴らしい文明文化が華咲いたのだと思う。

 私は日本は「発酵文化の完熟した社会」と考えている。
この多様性豊かな社会ではあらゆる生命と共生することが上手だ。

 いろいろな宗教に始まり、言葉自体が非常に複雑で、例えば
「能楽」や「清元節」など邦楽を聞いていると、
どこか昔の故郷へ帰ってきた気がする。

 私の漢方の師は私に「詩吟をマスターするとよいですよ」
と教えてくださったけど実行できなかった。
あれから60年近く経つ。もしもカナダで教えてくれる人がいたら、
学びたい気もする。

 日本の一般の人々とお話ししていると、この人達は力を使って
戦うことはあまり好きな人々でないと思う。
台湾の人々もそうだが穏やかにほどほどで満足する人々だ。

 もともとホモサピエンスとはそういう殺し合いが好きでなかった
生物と思う。それがなぜ人類の歴史が戦争ばかりになったかと
考えたら、やはり頭が良すぎて兵器になるモノを
「自分の身体から離して作ることが出来た」、
つまり二足歩行になって手が自由になったからでないだろうか?
そして手指の動きは頭脳を発達させたのだ。

 血を見る戦いを好まない日本の文化はきっと世界を
「自滅から引き戻す」働きがある。これが日本の本来の姿だ。
これだけ多国籍の人々と一緒に生活出来ているなら、
日本生まれの全ての赤ん坊に日本国籍をあげれば、
きっと日本の若者たちも引きこもりから出てくる気がする。

 他種類が協力生活することはおとなしくて繊細な日本の人達に
自信を付けてくれる気がする。
数千年もの政治的歴史システムからも学ぶことは多い。