連載コラム

「ー生命ある食べ物、安全な食べ物とは?その②ー」

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2023.06.10

 ニュースによると、アメリカでは人工母乳、代替え肉とかが開発され日本にもフードテックという技術も使われ始めたという。

 昆虫食を子ども達に食べさせたという話はあまりにも有名である。これらの食べ物にも生命はあるのだろうか?超加工食品は元は植動物であっても、もう生命はない「食べ物モドキ」で、本当の食物とは言わないそうだ。

 代替え肉は人工的な肉でバイオテクノロジーに依存する。野菜は工場内で生産される工場野菜が中心となり、太陽の光と水と土を使って栽培される野菜は、自然のモノとして高価で少量しか市場に出荷できなくなると言われる。人類がここまで発達出来たのは生命のバトンタッチが出来たからである。

 これから先は自然の食材は意図的に少なくされる時代に入っている。いざという時は大丈夫だろうか?電気が足りなくなり、工場野菜が育たないと人は危険な食材不足にならないか?

 ゲノム編集食品もフードテックに入り日本はアメリカに倣い、ゲノム編集食品は、安全性評価も表示も不要としたという。任意の届け出のみで、すでにトマト、鯛、フグの流通が始まっているという。ゲノム編集は新しいバイオテクノロジーで動物実験もなく、安全性評価法もない。世界で唯一先行して流通している日本に2023年3月アメリカのゲノム編集トウモロコシの届けが出され、日本は受理しているという。コーンスターチの材料などで広く加工食品に使用されるだろう。《安田節子氏の話》

 日本はこんなに素晴らしい自然があるし、私は自給自足が出来るはずだと考えている。これらの加工食品も生命があるのか?安全なのか?私の頭は混乱してしまう。