2026.10.01
数十年前にすでに私は書いた
医療者の仕事量の話である。
医療者は生身の人なので、
他の職業の人達と同じに疲労困憊する。
今回日本へ帰ってきて色々な相談を
直接聞かせてもらっているが、
本当に病人が多い。
中でも医療関係者が不調で苦しむというのは切なくなる。
数年前、新コロナの真っ最中、
カナダの私へ日本から若い30代の男性医師達6人から
それぞれ連絡があった。
皆、大学附属病院とか大病院の勤務医である。
5人は日本から出たい。昔海外へ行って
「こんな生活はしたことない」とのことだった。
残りの1人は「つら過ぎてもう死にたい」との訴えだ。
病気になった医師達の相談にのってきた私であるが
私自身どれぐらい入院してきたか数えられない。
今回も医療者自身が病気で病院へ通院して
「診察なく検査検査で手術へ連れていかれる」恐ろしさを
切々と説明してくれた。
今は自分で自分の身体について学習、生活を見直し、
もう一度自分でできる手当てや治療を実行して
今は普通に生活しているという報告である。
私がかつて書いていたのは
「医師が良い仕事をするには、
1日何人の患者さんを診察するのが限界か?
各科できちんと検討して、上に立つ人は現場を自分で理解し、
それから医療費を決めるべきだ。
安物買いの銭失い、薄利多売は
病人にとっても医療者にとっても不幸である」
と書いて、ある人から「生意気だ」と叱られたのだ。
でも数十年して私は同じ思いである。
ある地方から連絡があり、その病人が服用している
病院の処方で私は驚かされてしまった。
漢方薬と西洋薬の併用で、人の身体の基本を知っていたら、
このような処方は書けない。
飲み続けていると病人は病気が重症化するのだ。
なぜ医師がこんなことをしてしまうのか?
だが医師に責任はないと私は考えている。
明治初期に日本の医療制度の基本が
変えられてしまっていた。
医師教育に日本の伝承、伝統医療知識は教えなくてよい、
蘭学(今の西洋医学)の教育でよいと決められてから
時間が経ってしまった。
そして日本は今の総人口の半分が
癌にかかっていると言われるのだ。
日本に住む人達の健康状態がどんなに危機的状況なのか?
例えば今インフルエンザが大流行、
特に老人ホームなどで多発していると言われる。
インフルエンザはウイルス疾患だが、
普段からの体力、免疫力、抵抗力次第であり、
その対応方法は養生、食養生と
副作用のない日本の医療文化にある
昔ながらの智慧を応用するだけである。
特効薬はないのだ。
ところがインフルエンザに感染しないようにと
わざわざ医薬品が作られる。
ウイルスが悪さをするような錯覚を
私達は医療教育で植え付けられてきた。
人の身体は食べ物でできている。
人は生命ある限り変化し続けている。
まともな人が食べてよい物が食べられず、
こんなにも毒まみれの生活環境で、
また子ども時代から予防という名目や治療ということで、
人体にマイナス作用がある副作用、副反応がある
医薬品が大量に使用されている。
こんな小さな島に、人類はどれくらいの
人工毒を注ぎ込んできたのだろう?
数百年で総合計何トンになるのか?
それだけではない。
放射性物質、電磁波など生命に影響するものが
どのくらいこの大地にまぶしてきたのか?
限りなく病人は発生してそんな中で
医療者は疲労困憊して
自ら生命を切り捨てているのだ。
それは日本の医療制度自体の限界が来ていることでないか?
病人になる一人一人が、自分の生命、健康を
自分で守ろうとしないでいる限り、
問題はますます大きくなり、
もう手が付けられなくなる。
少なくても自分でできることは自分でする覚悟が必要である。
そのためには自分で学習を続ける必要があるのだ。
全ての情報をできるだけ集め、
嘘、本当がミックスされる中で選び出す必要がある。
医療界自体が苦しんでいる時代。
安いからと簡単に取り込まないで、
この情報、この医薬品、サプリメント、
この治療法、この食べ物など、
「これは自分の身体に良いのか?」考えて欲しいのだ。
病人側が利口になれば医療者も
間違った治療はしなくなる。学習時間が取れる。
医科、歯科、その他医療教育を子孫に受けさせるのに、
親は無理して借金をして、その借金返済で
苦しむ必要はないようにしたいものだ。
自然素材の漢方生薬と
西洋薬といわれる人工的化学医薬品の併用でも
大きな問題を抱えたまま、人は不調で苦しんでいる。
病人は自分に必要な医療手当てはどんなものか?
自分で研究することをお勧めする。
日本ではそうして病院、診療所と関係なく、
他人に頼らなくても生活できる方法を
実行している人々もいるのだ。
皆公表しないで黙々と自分を守っている。


