2024.12.16
私は日本の古典が好きな方だが、成績は良いとは言えなかった。
特に『平家物語』の哀しい感情が私には
たまらないエネルギーを与えてくれていた。
「しぶとい」、「さっさと消えろ!」とすごまれても、
びくとも感じなかったのは、「この世は地獄」と
子ども時代から身に染みていたからだろう。
世界の人々の中でも多くの人々はこの
『平家物語』は知っているようだ。
つまるところ人の世の「栄枯盛衰」は
誰でも知っているのだろう。
今2025年に入るにあたり、日本はどうなってゆくのだろう?
日本は小さな社会だが何でも学習できる。
それこそ陰陽極まれるところまで全て学習できる気がする。
それは日本語の素晴らしさのおかげだ。
漢文、古文、現代文だけでなく、
今は私には分からない言葉も次々作られてゆくそうだ。
物事はその大本の始まりから調べるというのが肝心な気がする。
特に「科学をする」とは「本当だろうか?」と
疑うことを始めることだと思う。
その意味でも古典を研究することは、
過去の人々の経験に基づくので、医療関係は特に大切になる。
世界の有力者と言われる人々には、
この日本の『平家物語』を学習してほしいと祈る。
力なき者は祈る以外方法がない。
海底火山ができて新しい島ができると、
時が来ればまた生命を育む苔が生え出て来るように、
自然の大きさと力は人類などに
理解しきれるレベルでないと私は考えている。