2023.05.25
20数年間日本、アメリカ、カナダ、台湾をめぐっていろいろな立場の人々に出会えたのは、私の宝物だと考えている。
アメリカは、カルフォルニアとポートランドしか知らないが
それでも普段はお会い出来ないような人々に出会えたのは奇跡だと考える。
印象深い人々がいた。東アジアのある国の王族の末裔{?}なのか?一族は必死に祖国から脱出するのに、命がけであった経験を
話してくれた。アメリカでその一族は祖母にあたる女性が10人の孫達をまとめて世話し、子ども夫婦が必死に働いている。皆近くに住み、協力し合うのだ。月一度の会食が楽しみという。
世界は本当に経済、身分の格差は大きいと知ることが出来る。
今に始まったことでないのだ。何年頃だっただろうか?
カナダバンクーバーの飛行場の近くのビジネスホテルに泊まった時、
知り合った女性は確か83歳だと言っていた、一人で大きな荷物を運んでいたので私が「お一人ですか?」と話しかけたのだ。
彼女は祖祖父が昔昔に中国の天津から抜け出してカナダのバンクーバーの小さな島を一つ買った。{きっと役人の関係者だ}そして一族はその島で生まれ育って、もちろんカナダ人になっていた。
彼女の楽しみは世界に散らばった子孫の所へ年に一回訪問して回ることだと言う。
「モントリオールへ行き、其の後イギリスのロンドンへ行きます。日本へも行きますよ。孫が日本の○○県にいて日本の女性と結婚し、日本人として仕事をしています」と嬉しそうに話してくれるのだ。
今私はこんな時だからこそ家族は団結するとよいと考えている。
日本では「兄弟は他人の始まり」という言葉があるが、それも時と場合によると思う。
いざという時はやはり助け合う必要がある時があるのでないか?私のように他人様に相談するより、まず身内で相談。団結しても良いのでないか?ある意味ちょっぴり狩猟採集民になって、生命を維持したほうが良い気がする。その頃は人々はお金も作らず人々は助け合って生きていたのだ。